本年度より観光特派員として活動させていただきます、ビッキーと申します。
主な出没地は日本橋。大好きな千疋屋さんからビッキーという名前を拝借!
中央区がますます元気になりますよう精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。
さてさて、本日は「三井記念美術館」をご案内します。
美術館巡りが大好きな私。近代美術館の岡本太郎展、国立博物館の写楽 とともにとっても楽しみにしていたのが、三井美術館での「北斎展」でした。
ところが残念なことに、震災の影響でホノルル美術館所蔵の北斎たちは来日することができず今回は中止に!影響は意外なところにも及ぶものですね。
気を取り直して、「三井記念美術館 館蔵品展」を楽しむことにいたしましょう。
何しろこの美術館は、その建物自体が美しい!三井本館は1998年に国の重要文化財に指定されました。美術館へのアプローチは隣接する三井タワーに設けられ、光が差し込むアトリウムはうっとりしてしまうほど。昭和から未来へタイムスリップするかのような気分です。
今回の目玉は、お色直し(!?)後の初お目見えとなる「東福門院入内図屏風」。北斎の変わりの展示と侮るなかれ。重要文化財の名に相応しいとても鮮やかな屏風です。赤い色の発色の美しいこと。こちらは前半の5/15までの展示となりますのでご注意ください。
毎春の「三井家のおひなさま」コレクションも欠かさずお邪魔していますが、三井美術館の素晴らしいところは美術品のひとつひとつがとても丁寧に展示され、三井家のお宅にお邪魔しているような感覚になるところです。平日に訪れて、じっくり鑑賞するのがお勧めです。そして鑑賞の後は・・・特派員・銀造さんもお薦めの千疋屋さんで、マンゴーカレーをぜひ!
ちなみに、美術館にお尋ねしたところ、北斎展は東京での今年の開催はなくなり、来年以降また開催されるかどうかは未定とのことです。いつかお目にかかりたいものですね。
日本橋室町2-1-1 三井本館7F 三井記念美術館 http://www.mitsui-museum.jp/
入り口には お知らせの看板が
三井本館裏手にて。左から日本銀行、三井タワー、三井本館。時代の流れを感じます。