3月末より美しい花々を咲かせている浜離宮庭園も 柔らかい緑に変わりつつあります。
そのような中で 今シーズン最後の里桜が 競って咲いています。
富士見山へ登る石段の中央からの景観
関山(カンザン)は里桜の中では遅く咲きますが 花が塊になって5月初めまで咲き続けます。
鬱金(ウコン)は 咲き始めの頃は黄色の色がはっきりしていますが 咲き終わりの頃には白っぽく なり 薄くピンクがかって居る様にも見えます。
御衣黄(ギョイコウ)も 咲き初めは もう少し緑が濃いのですが 咲き終わる頃には 少し黄色っぽくなります。
普賢象(フゲンゾウ)は 花の中央の2本の雌蕊が 薄い緑色で その形が 普賢菩薩が乗っている象の牙に似ているところからこのように名づけられたと言われています。
駿河台匂(スルガダイニオイ)は 花に近づくと とても良い香りがします。
一葉(イチヨウ)は 蕾の頃はピンクですが 咲くと白くて 清純な感じがします。