すでに当ブログで紹介した(2011/1/20)、東京都教育委員会発行の教科書「江戸から東京へ」(都立高校地理歴史科用、平成23年度版=写真左)が、4月27日から一般者向けに販売された。都立高校で平成24年度から日本史を必修化することから、日本の近代・現代史を学ぶことが重要として、作成されたもの。
ところで、この教科書に「ガス灯がともる銀座」(本文58-59ページ)として、文明開化や銀座の煉瓦街が記載されている。なかに「銀座にガス灯がともる」というコラム(写真右)があるが、教科書のこの記述は、小生が当観光協会特派員ブログで投稿した、2009/11/24掲載「中央区ここに歴史あり<15>~銀座ガス灯のガスがつくられたところ~」の記事内容とかなり類似している。小生は芝浦や小平などに出向き、取材して記事投稿したものであり、この教科書の記述は、碑文の引用個所や文章の流れのほか、参考写真・絵図などが、要約されているとはいえ、小生ブログ記事とあまりにそっくりなのには、びっくりしている。
銀座ガス灯の歴史が広く知れわたることは良いことであるが、小生ブログの記事と教科書記述の内容が似かよっているのは偶然の一致だったのだろうか。ご興味をお持ちの方は読み比べていただきたい。●巻渕彰