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日本橋天空からの見晴らし~マンダリンオリエンタルホテル38階~

[ダンディ松] 2011年5月14日 16:14

DSC02613.JPG日本橋の通称「三井村」のランドマークとしてその威容を誇る三井タワーには、世界を代表するラグジュアリーホテルとして名高い「マンダリンオリエンタル東京」が入っているのはご存知でしょう。

最近は日本橋中央通りを挟んで、三井タワーの真向かいには「コレド室町」と「日本橋室町野村ビル・ユイト」の両ビルが日本橋の新しい顔としてモダンな装いで私たちを迎えてくれます。

そんな中でもひときわ高さを誇る三井タワーの最上階に行ってみたいと思うのは「煙」だけでないようです。地上39階(高さは約195m)は日本橋エリアでは最高の高さを誇っています。その38階にマンダリンオリエンタル東京のレセプションがあるのです。

三井タワーの1階の入口からマンダリンホテル専用のエレベーターホールへと重い扉を手動で開けながら薄暗い照明の中を進んでいきます。エレベーターは3基あります。表示板でレセプション階が38階であることを確認し、いっきに天空のレセプションへと登りつめます。

あっという間に38階の高みへと連れてこられた私はまずはロビーを一巡。三井タワーの立ち位置はちょうど東西の両方向を真正面に見ることができるように建てられています。


DSC02621.JPG DSC02620.JPGロビーから西を眺めると、大手町のビル群が手に取るように至近に見え、はるか彼方には新宿副都心の高層ビル群まで見。そして、西側の階段を下りて窓の下を見ると、日本銀行本店を真上から俯瞰することができるのです。ご存知のように、日本銀行の屋根は上からみると日本の通貨である「円」をかたちどっていることはよく知られています。その形をはっきりと見ることができる展望場所がここマンダリンホテルの38階です。

そして圧巻はなんと38階の男性用のトイレから眺める東側の絶景です。それはそれはお洒落な造りのトイレで、さすが世界のマンダリンホテル。トイレに行きつくまでになんと2つの扉があります。一つ目の扉を開けるとそこにはトイレが並んでいる事を期待するのですが、あにはからんやもう一つ扉があるのです。きっと男女兼用のトイレが一つあるのかな、と思いきや、2つめの扉を開けるとなんとなんと全面ガラス張りの目を疑うばかりの光景が広がっているのです。

DSC02617.JPG DSC02616.JPGこのトイレは東側に面しており、眼下にはコレド室町と日本橋室町野村ビル・ユイトの屋上が丸見え、そして中央区の東端、まるで青龍のようにうねる隅田川、さらには江東区全域からはてはあのスカイツリーの雄姿がすべて独り占めできるのです。私以外にトイレには誰もいなかったので、この感動を皆さんにと思いシャッ DSC02618.JPG DSC02619.JPGターを落としました。ホテル内のトイレが観光ポイントになるなんてことは期待していませんが、団体の大人数でトイレ見学はお薦めできません。もし数名であれば、後学のために是非、マンダリンホテル38階のトイレに行ってみてはいかがですか?

但し、女性用のトイレがどのような造りになっているのかは......?