東京新橋組合様は、 永年に亘り、 良い事活動をされています。
永い間、公開しないところが偉いと思います。
そのひとつが、
区内の高齢者の方々を「東をどり」に招待したいとのことで、藤野理事が中央区を訪れ、東をどりのチケット120枚を、毎年、中央区社会福祉協議会に寄付されているとの事です。 この招待は、平成8年度から開始され今年で16回目になるとの事です。
そして、まだまだ公開されていないことは沢山あるのでしょうが、先週聞き出したのが、
東京新橋組合の岡副真吾様は、今回の東をどりを開催するにあたり、何かメッセージを決めて、発信したいと皆さんで話し合ったそうです。
この東をどりは、5年前に、新ばし花柳界誕生(文字和佐が酌取り御免のお許しを受けた年)150周年を機に、踊り一辺倒だった内容を、もっと親しんでいただけるようにと内容を一新され、新橋演舞場を大料亭に見立て、一幕目は元来の踊りを披露する一幕、毎年恒例、総揚げ気分を味わっていただける二幕と、料亭ならではの、料理・酒を楽しむというコンセプトのもと開催されているそうです。
そして、それから5回目、岡副氏が頭取に就任されてから初めての年となる今回は、震災を受け
"支援は多くのところで行われているので、我々は、文化を生業としている身なので、東北ではなかなか義援の手の回らない同業者へ直接支援をしたい" そのために、来場頂いた皆様には、
"明るく、綺麗で、来て頂いた方々が、踊り、食事、酒に心を開き、楽しんでいただくことで元気になってもらいたい。"と願いをこめた内容となっております。
お食事、酒の楽しみに関しては、ドンぺリニョンと和の酒肴、「新ばしカスク」の事が、ご案内のHPに記載されています。
公開していないのは、今回の東をどり の、綺麗な踊りの幕間に、新橋演舞場を大料亭と仕立てて行われる部分での義援金活動です。
今回、参加出来なくなった仲間のためにも、東北から七蔵の蔵元からの日本酒を新橋演舞場の2階に据え、東北のお米、会津若松の本田さんが5年かけた減農薬米「氏郷-うじさと-」、それにあわせる炊き込みご飯の素(金田中)、紅鮭茶漬・やわらか昆布(東京吉兆)。雑魚実山椒煮(米村)を販売する。 そして、売上金の10%を義援金として、東洋館という東北の料理店を通じて東北の料理組合に送りたい。 これで、我がまち「新橋」と東北がつながる。 この絆を大切にして行きたいと仰られました。
本当に頭が下がります。
是非、新橋演舞場に足をお運びいただいて、綺麗な踊りと美味しい料理、美味い酒をお召し上がり下さい。
東をどりと東京新橋組合のHPはこちらです。http://www2.odn.ne.jp/shinbashikumiai/