先日、「東をどり」の取材に新橋演舞場隣の料亭、金田中さんへ岡副真吾様を訪問しました。
その際に、料亭「金田中」の名前の由来について、お伺いしました。
岡副真吾さんは三代目ですが、ご本人曰く、実は、四代目なのですと仰いました。 さて、お話をじっくりお聴きしました。 金田中の前身は、金子とら様(Ms.Tora Kaneko)が、田中屋という大茶屋から暖簾分けした際に、ご自分の名前の金子の金を足して、「金田中」という名前にしたそうです。
大正の中頃、「金田中」という料亭は、新橋五大茶屋のひとつに挙げられています。
そして、金子とら様が、岡副真吾様のおじい様に、ご自分のお店を後継してくれる条件として、「金田中」の名前を残すことをあげました。 おじい様の岡副鉄男様(Mr.Tetsuo Okazoe)は伊勢のご出身で、関西で料理の修業をし、東京へ進出、関西割烹を営んでいらしたそうです。 今でこそ、知る人ぞ知る、有名な料亭ですが、そういう秘話があったのですね。 さて、そんなお話をお聞きして、HPを拝見しました。
こりゃ、庶民の行ける食事処ではないなっと思いましたが、じっくり探しました。
そんな銀造がポケットマネーで行ける店を探しました。 店名は、当てて下さい。
ランチで注文したのは、 「和牛リブロース薄焼」。 お店で看板の松坂牛と縁深い但馬牛を鉄板で焼きますが、味付けは肉に塩、胡椒。 焼いたお肉の横でバターと焦げ醤油。 肉に直接醤油をかけないので、マイルドです。
上から、煮込み野菜とミートボール(ハンバーグシチューの様です)、メインの
「和牛リブロース薄焼き」には、バター醤油で味付けされた「きしめん」、野菜が下に添えられています。
手前は、ご飯、赤出汁、焼肉のタレ2種。
写真には映っていませんが、生サラダも
付いていました。
ご飯のお代わりも出来ました。
食後の飲み物は、コーヒー、アイスコーヒー、お抹茶の中から選べました。
お抹茶には、和三盆が添えられていました。 大変美味しい一服でした。