銀座7丁目16-7にある「花蝶」は新橋演舞場の直ぐ近くにあるので、以前から行って見たいお店でした。 今日は、ちょっと優雅で上質の昼食をと、やってきました。 すてきな玄関ですね。
玄関から入って右の階段脇には、山口小夜子さんが描いたという、妖しい女人の眼差しが!
虜になりそうです。
一度、応接室の様なところで、準備が出来るまで待った後、通されたのが、この素敵なレストラン。駝鳥の絵の襖があり、欄干には凝った意匠が。生け花の、紫色のトルコ桔梗も素敵です。
注文したのは、本日のランチ。ランチコースは4種あります。お膳のものが1種、それぞれをお持ちいただく上等なコースメニュー3種で構成されています。
注文の際に、「アレルギーの有無、食べられない物はありますか?」と尋ねられ、このお店のお客様への心遣いが感じられました。
初めにでてきたのは、トマトをすりつぶし、ワインビネガーを加えた少々酸味もあるが、元気になりそうな冷たいサラダです。
次に供されたのが、築地市場より仕入れた本日の魚料理の前菜。イサキ、メバチ鮪と青柳のお刺身。 うーん、日本酒が欲しくなってきたな。 ハウスワインも手ごろな価格で頂けます。
次の魚料理は、鱸のソテー。ソースが2種類あり、手前がバジルのソース。奥はトマトソース。
本日の肉料理。牛肉と地鶏のステーキ。 ご飯、お味噌汁、香の物も程よく、タイミングよく供されて、本当に素敵な昼食を頂きました。
これで終りではありません。 素敵なフルーツとアイスクリームのデザートも出てきました。
このデザートの後に、イタリアン ロースト・コーヒーがついて、¥3,500は大変お値打ちです。
ぜひ、上質なお食事をお楽しみ下さい。 花蝶の詳細は、http://kacyo.com/
食事中に伺った話では、このレストランの前身は、料亭として昭和2年からあったとか。
現在のレストランは、宮本亜門さんのプロデュースによるものであることなど、親切に応対して頂きました。
接客とおもてなしの心を研修中だという、中国からの素敵な方も挨拶に来てくれました。