中央区には、齢を重ねながらも素敵な雰囲気を残した建物がたくさんあります。
今日は、そんなおしゃれな建物を眺めながら、八丁堀から築地までの〔平成通り〕を歩いてみました。
まず、八丁堀駅の近く、東京駅に抜ける〔八重洲通り〕に面して特長的な姿を見せてくれる〔友醸社〕のビル。
かつての東京の姿が彷彿とし、モダンな商人たちの息吹さえ聞こえてきそうです。
新富町駅のすぐ傍に建っているは〔菊正宗東京支社〕のビル。
昭和2年~昭和36年までの間、〔松竹本社〕だったそうです。
このビルの隣には〔新富座〕の跡地に京橋橋税務署の入るビルが建っています。歴史的な興味が広がります。
最後に築地一丁目に存在感を示して建っているのが〔宮川食鳥鶏卵〕です。
毎日常連客が詰め掛ける名店は、昭和4年の建築だそうです。壁財に用いられた銅版が青黒く照り、おしゃれで粋な雰囲気を残しています。
今年(平成23年)、東京都の〝歴史的建造物〟に選定されました。
中央区にはまだまだ〝いけてる〟建物がいっぱいあります。
皆さんのお気に入りの建造物を訪ねながらのまち歩きを楽しんで下さい。