7月21日は土用の丑の日です。「土用の丑の日と鰻」の定着に平賀源内が一役買ったというのは有名な話ですが、「土用の丑の日」というのはどのように決まっているのかご存知ですか?
土用とは立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のことで、その期間中の丑の日を「土用の丑の日」というそうです。(夏だけではないのですね)従って年によっては土用の間に丑の日が2回くることもあり、今年も土用の入りが7月20日なので「二の丑」は8月2日になります。
"「丑の日」に竹葉亭を採り上げて鰻の話ではないってドウヨ!"とツッコミが入りそうですが、竹葉亭さんといえば江戸末期創業の老舗中の老舗のひとつ。「鰻」は余りに有名なので今さら申し上げるまでもないと思い、今日ご紹介するのは「鯛茶漬け」です。
こちらも鰻と並んで結構人気メニュー。私も勤め人時代時々お昼にいただきました。お店の案内によればこの「鯛茶漬け」は古くから文人墨客に親しまれていたとか。永井荷風の「断腸亭日乗」にも度々登場するそうです。
いつもは長い列が出来ているランチタイムも雨のせいかすんなり入れ、早速鯛茶漬けを。ゴマタレのかかった刺身大の鯛と薬味のわさびと葱、お櫃に入った炊き立てのご飯、すり鉢に入ったゴマにあつあつのお茶が運ばれてきます。私は1,2切れゴマダレのかかったお刺身をいただきましたが、お隣の方はすぐにお茶漬け製造に取り掛かりました。負けじと私も。・・・というわけで結果2膳もいただくことに。
デザートはお気に入りの「豆腐アイス」(420円)。写真がないのはデジカメの電池がなくなったためです。悪しからず。食欲の落ちる暑い時期に特にオススメです。
鯛茶漬け:1890円、鮪茶漬け1575円、うなぎ丼1890円~うな重3045円、コース料理4725円~
竹葉亭銀座店 中央区銀座5-8-3 TEL35711-0677 地下鉄銀座駅A5出口1分
営業時間:11:30~14:30 16:30~20:00(土日祝は休憩なし)