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夏の名残のかき氷ー銀座三徳堂

[滅紫] 2011年8月30日 16:00

旧盆が過ぎ、夏の甲子園大会が終了すると「もう今年の夏も終わった」ような気がします。残暑はまだ続きそうですが、ジリジリするような真夏の暑さはもうおしまい。勝手なもので少々淋しいような。・・そんな「行く夏」を惜しんで話題のかき氷を目指し銀座へやってきました。

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すずらん通りを新橋方向に2ブロック目の中ほど。「浜作本店」の前のお店です。

この「三徳堂」は台湾のプーアール茶の専門店ですが、夏の期間営業の「台湾かき氷」がTV,雑誌で話題なのです。


一歩お店の中に入ると壁面にはお茶のパッケージや雑貨、衣装など台湾色一杯で一瞬「どこに迷い込んだか」という気になります。「台湾かき氷」は日本の普通のかき氷が削った氷にかけるシロップの違いが中心であるのに対し、トッピングするものが果物や豆、ゼリー等であることです。宮崎県や鹿児島県での名物かき氷「シロクマ」に似ているタイプと言えるかも知れません。



100_0193.JPG   今日は話題の「マンゴーかき氷」は既にシーズン終了とのことなので一番人気の「豆豆かき氷」(1,000円)と「愛玉子ゼリーかき氷」(780円)をいただくことに。「豆豆かき氷」は9種のお豆に愛玉子ゼリーを加え10種のトッッピング。というよりお豆が主体です。しっかりランチをいただいた後だったので残念ながら半分でGIVE UP。一食抜いてTRYするのが賢明です。「愛玉子ゼリー」はゼリーがたくさんトッピングされたところに黒砂糖をプーアール茶で煮詰めたシロップがかかっています。シロップはかなりの甘さですが不思議ともたれずさらっとした食感です。 100_0195.JPGお店の方の説明によれば「プーアール茶で長時間煮つめるので黒砂糖独特のくどさがなくなる」とのことでした。一緒についてくる熱々のプーアール茶が何だか健康によさそうな組み合わせ。久しぶりにいただいた愛玉子ゼリーがとても懐かしく美味でした。昔、通っていた中華料理の先生が台湾出身の方でその時デザートで初めて食べた愛玉子ゼリーの不思議な食感を思い出しました。因みに「愛玉子」は台湾固有のいちじくに似た植物で乾燥した種子を水の中でもどしていくとゼリー状になるそうです。


かき氷のテイクアウト(300円)もあります。


銀座三徳堂:中央区銀座7-8-19喜多ビル1,2F 

       営業時間:11:00~22:00(土日祝12:00~19:00年中無休)

http://www.santokudo.jp