中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

幕府に請われて江戸へ 村田眼鏡舗(東都のれん会)

[ゆりかもめ] 2011年9月15日 11:15

   村田眼鏡舗は大坂夏の陣の年(1615年)元和元年に江戸に出て来ました。

江戸に来る前は京都で御所の御用を勤めている鏡師でした。

江戸に来てからも御用鏡師として将軍家に使えて居りましたが皇女和の宮様の御降嫁に際し鏡を上納したのを最後に鏡師を廃業し眼鏡と本格的に取り組みます。

日本で眼鏡が本格的につくられる様になったのは明治からで11代目長兵衛は眼鏡の技術を習得します。  明治5年日本橋室町に眼鏡専門店を開業しました。

        2011_0913  村田眼鏡舗090402までの写真0029.JPG

 伊藤博文 夏目漱石 島崎藤村も御客様でした。

皇室の御用も承っていらっしゃいます。

眼鏡のオーダーメイドが頼める店が少なくなった現在も村田眼鏡舗は職人さんを抱え既製品の他にも皆様の要望に応えて下さいます。

2011_0913 村田眼鏡 江戸時代の眼鏡 写真0008.JPG

 上の写真は江戸時代の眼鏡です。 横に小さな穴を開け紐を通して耳に掛けたそうです。

2011_0913 村田眼鏡 西洋 眼鏡虫眼鏡 写真0004.JPG    1800年代の西洋の眼鏡と拡大鏡です。      

2011_0913 村田眼鏡 鉄製眼鏡 西洋 鉄製 写真0013.JPG 1800年代の西洋の鉄製眼鏡です。

    2011_0913 村田眼鏡 双眼鏡 写真0019.JPG豪華な 双眼鏡です。

     2011_0913村田眼鏡店 ビーズ眼鏡ケース090402までの写真0017.JPG

豪華なビーズの眼鏡ケースです。

眼鏡は良く見える事と共に爽やかに自分の身体にフィットしている事だと思います。

少し贅沢かも知れませんが御自分の身体にフィットした眼鏡を注文して御自分だけの眼鏡ケースを注文してその眼鏡を長く愛用できるとしたら楽しいですね・・・・

ショーウインドウの中には眼鏡の宣伝を伝えているらしい古文書も飾られています。

     東京都中央区日本橋室町 3-3-3  C・Mビル

    電話 03-3241-1913(代)   FAX  03-3241-4627

    

                  村 田 眼 鏡 鏡 舗