「菊」は桜と並び日本に大変馴染みの深い花であるが、原産は中国。奈良時代に渡来したと云われている。
平安時代、重陽の節句には宮中で観菊の宴が催され、江戸時代、栽培熱が高まり育種が進み様々な形・色・仕立てが幅広く楽しまれ、今日に至っている。
バラ・カーネーションと共に3大花卉に数えられ、秋の代表的花ではあるが、短日性植物で、現在は温室での電照などを用いた作型の分化により周年供給されている。
菊の花期と稲の収穫期は重なるが、漢字の菊の下部は手の中に米をまるめて握ったさまを表し、それに草冠を加えて、多くの花をひとまとめてして丸く握った形をした花を示しているとされる。
尚中国からヨーロッパに渡り育種されて生まれた系統・品種群は洋菊と呼ばれ、いろいろな園芸品種が作出されている。
晴海トリトンスクエアのテラスでも、様々なキク科の種類を楽しむことができる。
<ルドぺキア> <ユリオプスデージー> <マーガレットコスモス>
<ヤナギバヒマワリ> <ツワブキ> <イソギク>
<マリーゴールド'>
サファリ・イエロー サファリ・オレンジ サファリ・タンジェリン
<コスモス> <チョコレートコスモス> <ポンポンマム>
<ユーパトリウム> <シロタエギク> <モクビャクコウ>
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