千代田区の秋祭りに参加しました。
秋葉原の和泉橋防災船着場から、神田川の聖橋(アーチ形が美しい)をくぐり、九段下から日本橋川のクルーズです。
日本橋船着き場で秋葉原へ引き返します。
日本橋川も一時期水質が悪化しましたが、近年は川を浄化しようと、河川の汚れた物質を除去する働きのある EM 菌を川へ投下されているそうです。又、川の浄化に多くの企業も協力されています。
江戸時代の石垣跡を見たり、頭上すれすれの橋の下を(船頭さんは船の庇を下して、船を低くします)通り抜け、また美しいアーチ形の「常磐橋」などを通ります。
高速度道路の高架下、鉄道の陸橋の下など、船でしか見ることができない景色を楽しめました。
ガイドさんのアナウンスが、ときわ橋、トキワ橋、トキワ橋??? と聞こえます。
この3本のトキワ橋
・一番上流が新常磐橋 江戸通りにかかり、人も車も通ります。
・真中が常磐橋 (旧常盤橋) です。
日本橋(1603年創架)より早く創架されたと言われています。
歩行橋ですが 現在は危険な状態なのでとじられていて通れません。
都内に現存する最古の石造りアーチ橋。 明治10年竣工です。
常磐橋に 盤 でなくて、磐 という字が用いられているのは 「皿」 は壊れやすく、
橋には縁起が良くないので 「石」 を用いたという説があるそうです。
中央区出版冊子より
・多くの車輌も大勢の人も通っている常盤橋は1926年竣工です。
船は日本橋船着場でUターンします。
10月30日の"中央区まるごとミュージアム2011"の準備の人々でしょうか、多くの人達が手を振ってくださいました。
秋の日暮れはつるべ落としとか。
急に日が暮れてきたようで、日本橋にはオレンジの明かりが灯りました。
三越の新館は、地上で見るよりも船から見た姿のほうがより美しく映えると思いました。
左に日本銀行の新館、正面に日本銀行旧館、右手前に貨幣博物館を、遠くにマンダリンホテルを望みます。