午後の陽射しが気持ちの良い日
兼ねてから行きたいと思っていた
茶遊処 銀座 佐人 さんに行ってきました。
お店は松坂屋の裏手にあるビルの地下1階です。
初めて、一人でお邪魔するのは緊張するものでお店に続く階段が異様に長く感じました。
(帰りにわかったのですが、エレベーターがあります。)
その緊張も佐人さんの引き戸を開けた瞬間、明るい店内に澄んだ空気を一気に感じ気分が和みました。
オーナーの佐々さんと奥様が笑顔で迎えてくださって、
前から知り合いだったかしら?と思わせるよう な温かみのある会話にますます和みました。
カウンター席に座ってさて、何にしようか?
個人的には牧之原のお茶を愛飲してるのですが、
ここはご主人のお勧めで
「薩摩の光(鹿児島)」(和菓子付き)¥1,575にしました。
1煎目と2煎目ではお湯の温度や淹れ方で味に違いがあるとのことで、砂時計で計った1煎目を恭しく頂きました。
深くて力強さを感じ、一口飲んで「美味しい!」
2煎目は味がすっきりしてそれでいて芯がある味、ゆっくり5煎目まで楽しめました。
一滴も残さず湯のみに入れることが大切だと。我が家は普段使いのお茶ですが今は習って残さず入れてます。
2度目にお邪魔したときは、とても気になっていた
「クリームあんみつ」(自家製)奥様の手作り (荒茶付)¥1,575
を頂きました。アイスが二色とは!クリームあんみつ好きの私には感激ものです。
白玉が柔らかく、さっぱりとした甘みが美味寒天を口に運ぶ手も早くなり、あっと言う間に完食です。
次回はわらび餅かぜんざいにしようかと、楽しみになりました。
「袖すり合うも他生の縁」
佐人さんは一人で行っても、佐々さんご夫婦との会話や、ご主人が
自然と間に入ってくださる感じで他のお客様とも会話が楽しめるのです。
「うちは他流試合喫茶です」と
独特な表現が笑いを誘います。私も銀座に数十年勤めてらっしゃる方とお話ができ、色々教えていただいて新鮮でした。銀座を愛する方々が集う佐人さん。
次にお邪魔した時はどのような出会いがあるか楽しみです。
店内は勿論、化粧室も落ち着いて、季節の花が飾られてほっとします。
佐人さんのホームページに、「現代の茶室」をイメージされてると書いてありました。
この落ち着いた気分や心地よさはここからきてるのだと納得しました。
心をつくす、おもてなしというものを教えていただいたような気がします。2日後、店内で写していただいた写真が家に届きました。
自分で言うのも何ですが良い笑顔をしていたのが驚きでした。これも佐人さんの成せる技でしょうか。
茶遊処 銀座 佐人 さんホームページアドレス
中央区銀座6丁目11番14号アセンド銀座六丁目B1
TEL:03-5537-1245
営業時間:11:00~20:00(日・祝日は18:00まで)
定休日 月曜日
東京メトロ銀座駅A3出口より徒歩5分
(銀座松坂屋裏 あづま通り)