ウォーキング・ジョギングの愛好者は、健康志向の高まりとともに、着実に増加していると聞きます。
それに合わせて、都区内のジョギングコースも、整備が着々と進んでいます。
皇居周辺のコースなどは、都内有数の人気エリアですね。
私がお勧めするのは、「隅田川テラス」です。
これは、東京都の治水事業として整備が進行している、隅田川両岸の親水テラスの名称です。
何が、お勧めなのでしょうか。
思いつくままに、理由を挙げてみますね。
1 テラスは堤防の川側にあり、車両が通らないため、安心して利用できる。
2 信号機が無く、起伏も無いので、各自のペース配分が容易にできる。
3 有名な橋梁が多く、橋から橋の間が数百メートルあるため、走る目標を設定しやすい。
4 路面に様々な材料、デザインを用いているので、足裏に変化があって面白い。
5 輝く水面、水鳥、水辺に建つ多彩な建造物など、ウォーターフロントの景観を楽しむことができ、都
市の活力を感じる。
6 堤防の壁面の絵が工夫されている。かわいい。
7 隅田川を行き来する観光船に、手を振ることができる。
などなど・・・。
それに、何といっても川幅が広いため、思った以上にストンと空が視界に映り込んでくること。
都市の中にいて、空の広さを感じる空間に容易に入り込むことができるのは、とても素敵なことです。
今日は、両国橋から永代橋までウォーキング。
橋大好きな私は、このエリアの橋梁は、本当に美しいと思います。
形式・資材・色彩・デザイン。
両岸を結ぶという、先人が込めた思い。
橋にまつわる歴史・・・。
あれこれ見つつ、思いをめぐらします。
橋梁を下方からじっくり見上げることができるものも、わくわくすることなのです。
ここは、東京湾の河口近く。
満ち潮の時間帯は、注意が必要です。
テラスぎりぎりまで上げてきた潮は、いたずら小僧のように、足元を濡らしてきますよ。