立春が過ぎたものの早春の残寒厳しい日々。
冬から早春にかけ開花する花は限られるが、その花色は比較的黄色が多く次に白色。
本格的な春を前に透明感のある澄み切った日差しのもとには淡い黄色や白色の花が似合う。
今年は1月20日には初雪が、24日にはうっすらと薄化粧した都内。
ここ浜離宮恩賜庭園では寒空のもと、凛として咲く蝋梅(ロウバイ)・素心蝋梅(ソシンロウバイ)・水仙(ニホンスイセン)の静謐で穏やかな芳香が漂い、ほっとした気分にさせてくれます。
静寂感につつまれた園内、清楚な甘い香りで、一足早い春を感じてみてはいかがですか。
冬から早春にかけては気温がまだ低く、昆虫たちの活動もまだ活発ではなく、種類も少ない。一説ではそんな時期咲くにはあまり特定の動物との結びつきが少ないとされる黄色系が適しているのではないかと推察されていると聞く。
<ロウバイ> <ソシンロウバイ> <ニホンスイセン>