今年は桜の開花が遅れています。
そのお陰か遅い梅が見られます。
日本橋浜町公園の一角にこじんまりとしたお寺が見られます。
江戸時代、細川藩の下屋敷であったこの地に文久元年(1861)細川斉護が熊本の日蓮宗本妙寺から勧請、創建したものとのこと、熊本本妙寺の別院です。
勿論、祀られているのは"加藤清正公"です。
加藤清正公は名君であり皆から敬愛されていたので、二代忠広が改易された後封ぜられた細川忠利は、大変気を使ったようです。それにより領民からの信頼をかち得たともいわれています。
現在の堂宇は昭和34年(1959)再建されました。
浜町公園横の通りからのものです。
椿と梅が競っています。
正面へ回ってみます。
これが全景です。
右側の白梅も満開です。
お参りした帰りにもう一枚、
熊本城の場内に加藤神社がありますが、都内では芝白金の"覚林寺"が有名です。
こちらは、熊本藩中屋敷に寛永8年(1631)日延上人により創建とのこと。
清正公さんは、日本各地で広くお目にかかれます。