毎年恒例の『わんぱく相撲中央区大会』が5月20日(日)に浜町の〔総合スポーツセンター〕で開催されました。
朝早くから浜町公園付近は出場のこどもたちやその保護者、地域のサポーターの皆さんで混雑していました。選手本人はもとより、親御さんの力の入り方がひしひしと伝わってくるようでした。
大会の冒頭では、中央区内に唯一本拠を構える大相撲の荒汐部屋から本物の力士が来場し、ルールやマナー、〝禁じ手〟などの実演付き説明を受けたり、注意事項をの確認、さらに全員でラジオ体操をしっかり行ってからいよい試合開始です。
学年ごとに男女に分かれての個人戦と午後の学校対抗の団体戦があり、それぞれに応援のボルテージが上がっていきます。もちろ勝負は大切なのですが、勝っても負けても潔く正々堂々と振舞うことや、相手のことを思いやる気持ちなどを試合を通じてこどもたちは学んでいくことでしょう。
なかには、惜しい勝負に敗れて悔し涙をみせる選手も何人か見られました。同情もしたいところですが、「負けて知ること」もきっとあるはずです。こどもたちにとって、様々な体験を通じて成長の糧になってくれることを期待するばかりです。
それでも、試合が終わってひと段落し家族とともに家路につくこどもたちの目はいきいきとしていました。一所懸命取り組んだことの充実感は何事にも勝るものでしょう。
中央区の子どもたちがすくすくと育つことを祈り、ぼくたちも支えていきたいと感じました。
ちなみに、今回の大会で上位に勝ち抜いた選手たちは、6月23日に実施予定の『東京都ブロック大会』に中央区の代表として出場することになっています。その先には7月に全国大会が控えています。是非好成績をおさめるよう応援したいものです。「わんぱ相撲全国大会」
中央区が地域のこどもたちが素直に健康に育つ町であるように発展させたいですね。この子どもたちが将来の地域を支える貴重な人材ですから・・・。