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「中央区の森」体験ツアー

[サム] 2012年5月21日 18:23

R0018823RS.JPG R0018861RS.JPG 5月20日(日) 中央区 環境土木部 水とみどりの課 環境活動係 主催による「中央区の森体験ツアー」が開催された。

西多摩郡檜原村数馬地区にある「中央区の森」に到着後、森林保全団体「里山再生塾」の皆さんの指導のもと、まずは「炭焼き体験」から。

「金エブリ」という道具を使い窯から白熱している炭の掻きだし作業(写真上段左)、「大エブリ」で炭の引き寄せ作業(写真上段中)、灰をまんべんなくかけての冷まし作業(写真上段右)。

ついで場所を移動してのヤマザクラの「植樹体験」(写真中段中)。

昼食休憩は兜造り(合掌造りを採光・通風を良くし上階を養蚕などに利用した建築様式で、外観が兜に似ている)民家「かんづくり荘」にて(写真中段右)。

午後は「森林保全作業体験」<檜・杉の間伐作業>。

始めに間伐対象木の選定。そして木の特徴や周囲の様子から倒す方向の決定。ついで倒したい方向に幹の中ほど迄水平並びに45度の角度の「受け口」を鋸で切り込んだ後(写真下段左)、反対側に「追い口」を切り込み、ロープの張力で定めた方向に倒す(写真下段中)。後は枝を切り落とし、4mの長さに切り揃える(写真下段右)。

一連の体験作業終了後は、檜原村観光協会直営地元特産物直売所「やまぶき屋」に立ち寄り山里の幸を土産に、一路帰途に。

檜原村の豊かな自然に触れ、森林保全活動の一端を学ぶと共に、自然環境への思いを新たにした充実した一日。

関係者の皆さんありがとうございました。

 

pencil中央区では、平成18年から「中央区の森」事業を開始。森林保全活動団体が実施する間伐・枝打ち・下草刈り・植樹等の費用助成、環境について考える場としての春秋2回の「体験ツアー」、同事業に参加する区内事業者・団体へのサポート等を実施の由。また事業の円滑運営の為「中央区森とみどりの基金」も設置されている。尚「間伐材」はベンチやフラワーポットなどストリートファニチャーや公共土木材等への活用も図られていると云う。

 

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