七夕(たなばた)は「しきせき」とも読み、五節句のひとつに数えられる。
琴座のベガ「おりひめ<織姫>(しょくじょ<織女>)」と鷲座のアルタイル「ひこぼし<牽牛>」が最も近寄る7月7日、年に一度の男女の逢瀬に擬え、願い事を書いた色とりどりの短冊を笹の葉に吊るし、星に祈りをする習慣が今も残る。
七夕の起源には諸説あるが、日本古来の豊作祈願の祖霊の祀り(お盆)に、①奈良時代に中国から伝わったとされる女性の技芸上達を願った「乞巧奠<き(っ)こうでん>」、 ②元々日本の神事で、乙女が着物を織って棚に供え、神様を迎え、人々の穢れを祓った「棚機<たなばた>」、③織女・牽牛の星合伝説 等が習合したものと考えられている。
晴海トリトンスクエアではこの伝統的行事を子供から孫の代に伝え、地域のつながりを育む願いを込め、6月30日から7月7日まで、「笹に願いを」という催事が開かれている。
①ロビー受付 ②花のテラス ③ふれあい通り ④トリトン通り 合計4ヶ所に七夕飾りが設置され、短冊・筆記具が用意されている。
また7月6日(金)12:20~13:00にはグランドロビーで「七夕コンサート」の開催が予定されている。
<ロビー受付> <ふれあい通り> <トリトン通り>