ヨハネス・フェルメール《真珠の耳飾りの少女》
6月30日から、上野の東京都美術館で、「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」が開催され、フェルメールはじめフランドル画家たちの作品をじかに鑑賞できますが、銀座でも、今年の1月から、「フェルメール光の王国展」が開催されており、仕事帰りに、こちらの方に先に行ってきました
場所は、銀座6丁目のフェルメール・センター銀座。開場時間は、10時から18時までなのですが、木、金、土曜日だけ特別夜間鑑賞会というのがあり、19時から22時まで鑑賞できます。ちなみに、この夜間鑑賞会は、7月22日までです
ここに展示されているフェルメールの全作品37点は、「re-create」といって、最新のデジタルマスタリング技術で、フェルメールが描いた当時の色彩を、原寸大で再現した複製画です
私はフェルメールが好きで、10数年前に、デン・ハーグのマウリッツハイス美術館で「真珠の耳飾りの少女」を観て以来、ヨーロッパの美術館に散在しているフェルメールの作品を見てきましたが、「re-create」とはいえ、彼の作品がずらりと並んだ部屋にいると、何か現実でないような不思議な昂揚感がありました 用意された音声ガイド(小林薫さんと宮沢りえさんが、フェルメールとその娘役で担当)が、1枚1枚、絵の説明をしてくれ、当時の時代背景とかもわかってとてもよかったです
一方、週末、「マウリッツハイス美術館展」に行ってきましたが、大変な混雑で、ただし、個人的に好きなフェルメールやレンブラントの本物の絵画を鑑賞できたという満足感は大きかったです。
銀座の「フェルメール光の王国展」は、会期が延長され、8月26日(日)まで開催されます
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ヨハネス・フェルメール《デルフトの眺望》