7月8日午前7時半 小雨降るなか、住吉神社社殿でお祓いを受け、 来月3日からの大祭に向けての作業開始。
昨年は延期になり、4年ぶりの祭りです。
お神酒を神主さんから授かり」、皆さんそれぞれ持ち場に移ります。
この堀の水中に大幟の柱6本と、抱き木が埋まっています。
これを掘り出すのは潮が引いてからとのこと、
まずは 黒木鳥居の建立。
境内から。 巨大な檜材を境内から運びます。 それに二本の柱を組み合わせ、鳥居をつくり、クレーンで吊ります。
360年間この作業形態は、クレーン以外はほとんど昔のまま、江戸時代と変わりません。職人さんは頼まず、すべての作を講中で行います。
慣れない手付きの人も、初めての人も、熟練者の指導で皆さんが一つになって働く姿は一見の価値。 ・・・・・・・・さすが、江戸っ子(先祖は大阪)、佃の粋の良さ。・・・・・
最後に、クレーンで吊り上げ、立てかけます。
よそでは、柱の穴掘り、櫓建て、そして、水中にある、幟柱、抱き木
掘り出しのための砂堀、それぞれ皆さんが、持ち場で、懸命に働いています。
午後の柱掘り出し作業は正午から、潮が引いて掘り出しやすくなってから行われました。
佃堀での、砂堀り、土嚢積み、皆さん、泥まみれで大変。 潮は次第に引いて行きます。
海に縁のある、佃の祭り.
長老の「おーい・・・・・」の声に素直に反応。 でもみなさんとても楽しそうでした。
次は、大幟柱建立 7月下旬です。
・・・・ところで この建立された、鳥居の、右の柱のほぞ木が少し欠けています。
これは、外側と内側を間違えて打ち込み、もう一度やり直した際にできたものです。
・・・・・・・・・・・・・・・・いわゆる、 刀傷・・・・・・・・・