日本橋蛎殻町にある美術館 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションでは 銅板画家であり、又 戦後の一時期 作家の壷井栄に師事して 童話を書き 詩もつくっていた 南桂子の「詩と童話と版画」の展覧会を催しています。 2012・5・12~7・31
ほとばしる空想力や優しいものを包むまなざしが どの作品にも結晶しています。
展覧会タイトルになった「船の旅」は 1953年の冬、銅版画を学ぶためにフランスに渡る、その船の中で書きつけた詩とスケッチです。
1964年には 「子供と花と犬」 の版画が ユニセフのカレンダーに採用されました。
1970年には 詩人の谷川俊太郎の詩集 「うつむく青年」の装画もてがけました。
この美術館へのアクセスは 東京メトロ半蔵門線「水天宮前」3番出口そば、日比谷線「人形町」A
2出口徒歩8分です。
南桂子は 銅板画家浜口陽三氏の夫人です。