7月17日の梅雨明けと前後して東京地方に、7月16日「アブラゼミ」、次いで7月26日「ミンミンゼミ」"初鳴宣言" が出され、陽射しも一段と力強さを感じる。
「トリトン夏の庭」は生物の小楽園。さまざまな鳥、昆虫が集まってくる。この時期チョウの密源植物として最も人気が高いのが別名「蝶を呼ぶ花」と呼ばれる「フサフジウツギ」。
チョウが植物を訪れるのは、吸密のためであったり、交尾相手を探すためであったり、卵を産むためであったり・・・。
一般的に種により吸密植物や幼虫の食草は特定されていると云われる。
モンシロチョウの仲間は白や黄色の花色を好み、アゲハチョウの仲間は赤色の花を好むとされる。
赤紫や青紫色で小さな花がたくさん集まっている花はどのチョウからも好かれる傾向があり、その典型が「バタフライ・ブッシュ」と呼ばれ、園芸の世界ではブッドレアで通っている「フサフジウツギ(フジウツギ科)」。
花園をチョウが舞う何気ない情景にも心が和まされる。
<ナミアゲハ(アゲハチョウ)> <アオスジアゲハ> <カラスアゲハ>