綱引といえば運動会の定番種目ですが、公認ルールのある競技としての綱引をご存じの方は少ないのではないでしょうか。
こんな綱引競技の全国大会が、8月19日(日)に中央区総合スポーツセンターで開催されました。
綱引の大会だから、「オーエス」なんて大声が響きわたって、和気あいあいと盛り上がっていることだろうと会場に入ってみると・・・
各チーム8人の選手が無言で綱を握り、全員が同じ姿勢=倒れんばかりの急角度でぴたっと止まっているのです。いったい何をしているんだろう・・・??
しかし、よーく見ると、時々少しずつどちらかに動いている・・・。
なんと!競技の真っ最中!!これが綱を引く定番の姿勢で、どのチームも同じような格好でふんばっていました。
運動会の綱引からは想像できない試合展開で、大迫力!とても興奮してしまいました。
また、大会は選手権だけでなく、一般チームや小学生の部もあり、こちらは定番の綱引勝負ですが、隣の選手権の影響を受けてか、みんな真剣でした。
一般の部には、日頃は力自慢のお仕事をされている方も参加していて、ネコのマークの制服や、火の用心のたすきなど、見ていても楽しい戦いでした。
小学生の部には、中央区の剣道少年団や消防少年団のほか、気仙沼から来たチームも参加していました。しかも、気仙沼チームが見事優勝!!東日本大震災復興支援の大会にふさわしい、素晴らしい活躍でした。
このほかにも、エキシビジョンでは「ミス中央」のみなさんと地元の相撲部屋の力士が、子供たちと勝負したり、会場の外には、東北の名産品などが揃った屋台村もあり、会場は多くの人でにぎわっていました。
この綱引フェスティバルは、来年も開催予定とのこと。
ぜひ、来年はみなさんも会場に足を運んで、ひと味違った綱引を楽しんでみてはいかがでしょうか。