「最後のクリスマスデザートプレートを食べましょう」と食いしん坊の友人から誘われホテル西洋銀座へ。来年の5月閉館を発表しているホテル西洋の最後のクリスマスはエントランスからステキなデコレーションで、そこここにカメラを構えた方たちが見受けられます。
ホテルの方に伺うとデザインはベルギー王室のロイヤルウェデイングの装飾も務めたダニエルオスト氏とのことです。
目的のデザートプレートを目指して2Fのバー&ラウンジ「プレリュード」へ。
左の写真がクリスマスデザートプレートです。内容は後ろから「ほうじ茶サバイヨングラッセカプチーノ仕立て、チョコレートフォンダン、赤い果実とキルシュクリームのバシュラン、ドライフルーツタルト、シュトーレン、ギモーブ」コーヒー又は紅茶付きです。税サービス料込みで3500円。どれからいただこうかと迷いながらオススメに従いほうじ茶カプチーノ仕立てから、ほんのりと温かくカプチーノの泡から確かにほうじ茶の味がします。次はフォンダンショコラへ挑戦。コーヒーを3杯もお代わりし、とても完食は無理かと思っていたのに周りのマシュマロまでいただきました。クリスマスの3連休前の金曜日とは思えない静かな午後を友人と取りとめのないおしゃべりをしながら贅沢なデザートと一緒にのんびりと過ごしていると既に夕刻。あっという間に2時間以上も過ごしたことになり、びっくり。友人はこちらで時々お昼寝までしているとか。・・・サービスの方もどこかおっとりしてお客を心地よい気分にさせてくれます。これがこちらで味わえる最後のクリスマスデザートかと思うと25年前のオープン時を思い出し、ちょっと感傷的な気分に。都会の中の隠れ家的な高級ホテルとしてとても洒落た憧れの場所でした。淋しいですね。このクリスマスデザートプレートは25日までです。
ホテル西洋 銀座「プレリュード」営業時間 月ー土10:00~22:30、日10:00~22:00
中央区銀座1-11-2