第5回中央区観光検定を受験してきました。
試験会場はロイヤルパークホテルと銀座東武ホテルを選ぶことが
できますが、私は前者で受けました。
受験者は文字通り老若男女といったところで、皆さんやや
緊張気味な顔をして学習の最終チェックをされておりました。
100問(四者択一)を90分間で解答するので、じっくりと問題を
読む余裕はなく、すらすら読める力も要求されると思います。
出題内容は公式テキスト『歩いてわかる中央区ものしり百科』
からがほとんどなのでテキストを読みこなしていれば、概ね
解けますが、中にはかなりピンポイントな問題もありました。
思わず「うわっ、こんなところからも出題されるのか!」など
と心の中で叫んでしまったものもあります。
・シーボルトの娘の名前は?
・三井本館にある大金庫の扉の重さは?
・三井記念美術館にある国宝の数は?
・べったら漬けを好んでいたという徳川将軍は?
・「銀座の恋の物語」、石原裕次郎のデュエットの相手は?
過去問題も3ケ年分、勉強しておきましたが、だいたい過去の
ものと傾向は一緒でした。しかし、今回は数字を問うものや
俳句や詩の穴埋め問題が目立っており、このあたりはきっちり
暗記された方が有利だったように思います。
またテキストに掲載されている写真や図版からの出題は過去
のものよりもやや難しかったように思うので、次回に受験を
考えている方はこのあたりもしっかり押さえておいた方が良い
ようです。
年をとると記憶力が低下すると言われていますが、脳トレとして
検定試験にのぞむのも良いかと思います。学生時代は勉強が
嫌いでしたが、最近は「知らないことを知る」ことが楽しく
思えるようになってきました。
中央区に関心のある皆さん、ぜひ観光検定にトライしていただ
ければと思います。