厳冬の中、相変わらず野鳥たちが賑わいを見せてくれている。
鳥の体温は一般に40~42℃の範囲にあり、多くの哺乳類より数度高いと云われる。
体の大部分保温性のある羽毛に覆われているが、外気に晒されている脚や嘴を羽毛にしまい込んだり、時折羽毛を膨らませ、空気の層を形成してさらに保温力をあげる「しぐさ」も見せる。
恒温性の動物はエネルギー消費量が多く、それに見合った食糧を必要とするが、体が小さい鳥は相対的に熱放射割合が大きく、それだけ沢山の栄養分を摂る必要があるとされ、採餌の「しぐさ」はよく目にする。
この他、「羽繕い」「休息/睡眠」「頭掻き」「片脚立ち」「箱座り」等々いろいろなユーモラスな「しぐさ」を見せてくれるが、なかでも「欠伸」は何とも云えない"ゆる~い空気感"が伝わってきて、バードウォッチングのひとつの醍醐味。
冒頭の写真は中央大橋橋脚 "陽溜まり" に群れるユリカモメ。
<ヒヨドリ> <ユリカモメ> <ウミネコ>