今ではもう、すっかり2月の東京の風物詩となった「東京マラソン」。
都内の名所をまわるコースは、見る側にとっては大変楽しいものですが、市民ランナーの方たちにとっても、銀座や日本橋を走れるなんて滅多にない機会なので、大変に人気があり、今年の申し込みは10倍もあったとか。
そんな中で、幼稚園から中学まで一緒だった同級生が、幸運にも抽選に当たり、走ることになりました。
子供時代からは想像もつかなかったのですが、これまでに数々のフルマラソを走り、東京マラソンも2回目とのこと。
とは言うものの、昨年末に病気をしたばかりで、とても心配だったので、地元の同級生たちで、応援に行くことにしました。
ランナーも応援する側も、一番見つけやすいのは、築地の本願寺を過ぎてから佃大橋に向かうために曲がる、入船橋の交差点。
ちょうど地下鉄新富町駅の出口の辺りです。
この場所はコースの2/3位で、和太鼓のパフォーマンスや給水ポイントが有ります。
ここまで来られたとホッとすると同時に、ここから先の佃大橋の超急角度のアップダウンを始めとする最後の難関に備えるために、気合いを入れる場所でもあると言えます。
<築地本願寺前> <佃大橋>
本人から通過予想時間を聞いていたので、寒いからちょっと前に行けばいいや~と思っていたら、区役所の先を歩いていた時に、早めに行っていた同級生から「今通過したよ!」との連絡が!
タッチの差で間に合わず残念でしたが、集まった同級生たちと「この調子だったら結構いいタイムで行くんじゃない」などとしばらくダベってから解散。
後でホームページで確認したら、タイムは4時間53分。
本人からは「入船橋までは頑張ったのですが、後はずっこけました。ヤッパ年だね。」というメールが届きました。
とはいえ、無事に終わってホッとしました。
レース中は、銀座や日本橋の中央通り、晴海通りに、新大橋通り、そこに通じるあちこちの通りが通行止めになっていて、すぐ目の前に行きたいのに大回りしなければ行けなくて、ちょっと不便ではありましたけれど、クイズの様に通れる場所を考えながら、普段とは違う経路を通るのも、面白いものでした。
<入船橋前> <幼稚園からの同級生>
来年ももしエントリーできる様だったら、皆で応援に行くからねっ!吉野君っ!