私の事務所のすぐ近くに6本の銀杏の木に囲まれた、
中央区では唯一の八幡宮を祀る銀杏稲荷神社がある。
興味があり、ちょっと調べたところ以下のようなことを知ることができた。
歴史:創建は不祥、大正12年(1923年)の関東大震災で社殿が消失した。
御祭神を社殿にお祀りしたのは、安政4年(1775年)で、当時境内には、天空を覆う、
うっそうとそびえたつ大銀杏があり、その樹齢は3~400年と見られていたことから、
神社の創建はそれ以前と考えられます。
八幡宮を祀る神社は、中央区ではこの銀杏稲荷神社が唯一の存在である。
明治になって、文豪谷崎潤一郎は銀杏八幡神社のお神楽が月に一度の楽しみだった
と「幼少の時代」で書いている。
御利益:銀杏稲荷神社は商売繁盛の神様として、近くの兜町の証券会社より
感謝されてきました。
また他県の会社より、寄付の申込みもあるとにことです。
また住民氏子からは、家系繁盛と長寿の神様として信仰されています。
近くに住む女性が若い時から百歳まで毎日お参りをしたので、健康で百三歳で
長寿を全うした実話があります。
<銀杏稲荷神社>
中央区蛎殻町1丁目7-7
地下鉄半蔵門線 水天宮前 出口8番より徒歩3分