新しい歌舞伎座の開場で、沢山の人たちから注目を集めている東銀座駅界隈。
現在の住所は『銀座』ですが、江戸時代から昭和26年までは「木挽町」という由緒ある地名でした。
その為、中央通りの方とはちょっと違って、路地には植木やメダカのいる手水鉢があったりして、下町情緒の残っているとても親しみやすい雰囲気のエリアです。
昔からの名店や、歌舞伎役者さんたちが贔屓にしている店が並ぶ中、有名な落合シェフのラ・ベットラ・ダ・オチアイのある路地は、美味しいお店の激戦区です。
偶然ですが、この特派員ブログでも、私がご紹介したイタリアンの「バッフォ」、銀造さんご紹介の豚カツの「にし邑」、毬つきさんご紹介の「徳うち山」、まぴさんご紹介のシチューの「エルベ」は、全て同じ路地にあります。
そんな中でも、大評判なのが、昨年4月にオープンしたイタリアンの「Vomero(ヴォメロ)」。
オープンして間もない頃から、行列ができるくらいの大人気です。
特に平日ランチは、前菜+フォカッチャ+お好きなピザかパスタ+飲み物に、フォカッチャは食べ放題で、お値段は千円ちょうど!
男性にも大人気です。
オープンエアになっている入口を入れば、すぐ目に入るのは大きなピザ焼き釜。
明るくて親しみやすいインテリアに、若いスタッフの人たちもキビキビしていて、とっても良い雰囲気です。
この日は友人2人と一緒だったので、ボンゴレと、自家製ソーセージのラグーとカキ菜のパスタに、季節の野菜を加えたピッツァマルゲリータの3品を頼んでシェアすることにしました。
先ずは前菜にフォカッチャ。
フォカッチャは食べ放題ということで、この段階ですでにお代わり。
ところが、次に出てきたピッツァが凄く大きいのにビックリ!
さすがに釜で焼いたピッツァ、と感動してしまう生地だけでなく、上にのっていた野菜もとても美味しくて、食べきれるか心配になりながらも、ついつい手がのびてしまいます。
と言っているうちにパスタ2種類が登場。
モチモチで歯ごたえのあるパスタは、生では無いそうですが、病みつきになりそうな美味しさです。自家製ソーセージのラグーソースは、カキ菜がアクセントになっていて絶妙のバランス。
ボンゴレはあさりの旨みがしっかり出ていて、追加したフォカッチャでしっかり汁までいただきました。
最後は香り高いコーヒーで締めて大満足!
行列ができるのに納得です。
土日は休みの店が多いこのエリアですが、嬉しいことにVomeroは無休です。
平日とはメニューと価格がちょっと違いますが、ランチもあります。
そして勿論、夜には2人で楽しめるコースや、パーティープランも用意されています。
木挽町グルメの中に、また一つ、自慢のお店ができました。
Vomero(ヴォメロ)
銀座3ー12ー8NKCビル1階
Tel/Fax03-6278-8984