銀座ミキモト本店前のミキモトガーデンプラザに、3月27日~4月7日の期間、春の銀座の風物詩「桜」が展示されている。
1996年(平成8年)から実施されている恒例企画。
真珠発明120周年を迎える今年は、高さ約6mの大島桜(白色)と高さ約4mの御殿場桜(薄紅色)の2本の根付きの桜が春を演出。
御殿場桜は御殿場市・裾野市・富士市などで古木が見られ、マメザクラと他種の交配種と考えられている。
小高木乍ら多花性で、花径は中輪、花弁の外縁は濃い紅色が残り、細かい切れ込みが特徴とされる。
挿し木による増殖が比較的容易で、鉢物・小庭園での栽培にも適すと云われている。
展示終了後は公募の上、公共施設へ寄贈し、植樹される予定と云う。
今年は一本は東京近郊、一本は東日本大震災の被災地の一日も早い復興と復旧を願い、福島・宮城・岩手県を対象地域としているとのこと。