「東京島 市場」 は
新大橋通り、晴海通りの、築地四丁目交差点を新橋方面に行き、次の市場橋交差点・波除通りを左折、旧小田橋手前右手にあります。
お店は 開店して まだ半年 伊豆大島から来た社長さん、スタッフで営業しています。
販売しているものは 伊豆の島々の産品です。それに小笠原の品々、どれも都内ではあまり見かけぬものばかりです。
お伺いすると、山菜、鮮魚類は季節によって、並ぶものが異なるとのこと。
また、嵐や時化で船が欠航すると、ここには届かないとのこと。
社長さんは 伊豆大島 波浮港にある 300年続く くさや製造元の方です。
さんまの丸干しが店頭に並んでいます。
お伺いすると、さんまの回遊のお話を、壁の日本地図を指さし大島と利島のあいだの黒潮の流れの説明から、それに、冬の西風が、伊豆半島のおかげで大島は吹かないとのお話も。
今日、船で到着したものは
(山菜)では 明日葉 たけのこ たらのめ
(干物類)は トビウオ、 ムロアジのくさや などです。
昨日、島では海が荒れていて、鮮魚はありませんとのこと、残念。
(加工品)では 島唐辛子 海苔 からし醤油 島焼酎 椿油など、私は始めて見るものばかり。
海苔は、なぜか千葉県の人が大量に買ってゆくそうです。
社長さんは
これをかじって見ませんかと、唐辛子を私に。
ちょっとかじると、涙が出るほど、辛い。
これが、島唐辛子の味です、と微笑みながら話してくださいました。
ここ 築地場外市場は、島とは異なり、
商売も大変だもとおっしゃっていました。
「かたいくさや」 はぜひ味わって欲しいとのこと。
みなさん
築地場外市場に訪れたときは
ぜひ 波除通りの
「東京 島 市場」 で
伊豆の雰囲気を味わってください。