釈迦の生誕祝いである花まつりは4月8日に行われますが、今年の人形町大観音寺の花まつりは4月6日に行われました。
本堂でお参りする前に、小さなお釈迦様の像に甘茶をかけます。
今日はご本尊の開扉日なので、いつもは閉じられている鉄造聖観世音菩薩のお首像の扉が開かれています。
尚、毎月の開扉日は17日だけだったのが、2011年3月11日の東日本大震災の揺れで、高さ170㎝、幅54㎝もある鉄製の仏頭が右に25度向きを変えたそうです。関口住職は仏頭の向きを元に戻さずに毎月11日を「東北を思う日」として、開扉日に加えたそうです。
お参りの後、ゼイタク煎餅の小判型煎餅を頂戴し、スピード籤を引いて、当たりが出ると人形町の名店26店から提供された色々な賞品を頂けます。私はラッキーにも、鳥近の玉子焼が当たり美味しく頂きました。
籤がはずれでも階段下のテントで甘茶とお菓子を頂けます。赤い毛氈の敷いてあるベンチで食していると、人形町のキャラクター「人之助」が現れて愛嬌を振りまいていました。
お参りの行列はだんだん長くなり、階段の下まで延びてきました。お参り迄少し時間が掛かるかもしれませんが、仏教の伝統行事である花まつりにお参りされては如何でしょうか。