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子供の守り神ー「佃天台子育地蔵尊」と「宝童稲荷神社」

[滅紫] 2013年5月 8日 09:00

5月5日は「こどもの日」。「子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかるとともに母に感謝する日」として昭和23年(1948)に国民の祝日に定められました。江戸時代の乳児死亡率は高く20~25%にのぼっていたとか。子福者として有名な11代家斉は名前が確認できるだけでも52人の子どもに恵まれたもののそのうち25人が夭逝しています。子どもの健やかな成長を願うのは将軍家も庶民も同じというわけで江戸中期江戸城内の子育て祈願の稲荷を町名主の弥左衛門が町内の守り本尊として分祀したといわれているのが「宝童稲荷神社」ちょっと分かり難い路地の中にありますが、写真を撮っている2-3分の間に3人の方がお参りされました!!

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  「佃天台地蔵尊」も同じく路地の中。「地蔵比丘といわれた妙運大和尚が八万四千体石地蔵尊建立を発願され崇徳院宮の描かれた地蔵尊を拝写。全国の信者に賜った」と地蔵尊の縁起にありました。「地蔵菩薩」の「右手に宝珠、左手に錫杖」というお姿で天台地蔵比丘妙運」の刻銘があり平らな自然石に刻まれていることも珍しいとのこと。

 

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GWも終りに近づき、「風薫る5月」と思わず月並み表現が出てしまうほど気持ちの良いお天気が続いています。江戸時代から「子どもの健やかな成長を祈り続けてきた「子どもの守り神」を散歩の途中ちょっとお参りしてみませんか。

 

 

「宝童稲荷神社」銀座4-3-14

「佃天台地蔵尊」地下鉄月島駅6番出口より徒歩 3分