銀座で25年間営業してきた映画館、シネパトスが3月31日に閉館して2ヶ月近く。
その後の三原橋地下街を訪ねてみた。
銀座の繁華街に近い、銀座と東銀座の間の晴海通り下に三原橋地下街とシネパトスは位置しています。耐震性の問題から取り壊されることとなり、映画館は3月で営業を終了している。地下街も閉鎖される予定なので、飲食店も風前の灯火の状態です。
ここにはまさに昭和レトロが味わえる空間です。元は三十間堀川に架けられた三原橋であった場所を昭和27年に川をがれきで埋め立てた際に橋の下が商店街になったという経緯があります。実際行ってみて面白いのは、橋桁が残っていること。ちなみに現役で日本最古の地下街でもあります。閉鎖後は浅草地下街に最古の称号は譲られることになります。
この地下街の近辺にも昭和レトロな雰囲気の空間が多く、路地裏や三原小径には古いお店が営業しています。古い店だけでなく、新旧いろいろな店が盛り上がっているのはさすがに銀座であります。地下街はお店が営業をしているものの、ひっそりしていました。
いずれなくなっていくもの、寂しいですが、しっかり目に焼き付けてこの訪問を終わりにしました。
買い物でご訪問の際、少し立ち寄ってみるのはどうでしょうか? 懐かしい空間があります。