6/12(水) ~ 6/24(月) 日本橋高島屋8階ホールにおいて 「ユトリロ展」が開催
されています。"モンマルトルの画家"といわれたモーリス・ユトリロ(1883 ~ 1955)の
生誕130年記念の回顧展です。
少年時代、家庭の事情からアルコール依存症となり そのリハビリとして絵を描くように
なったのが、この道に入るきっかけでした。その才能は瞬く間に開花し、数々の名作を世
に送り出しました。
その一方で、アルコール依存症の影響や人間関係から 多くの悩みを抱え、絵画表現
のみが自らの魂の救済であったのかもしれません。
ワインを1日 8~10L も飲み 「リトリロ」といわれるくらいになり そして絵をかく。なん
という日々を送っていたのでしょうか。
この展覧会では傷つきながらも純粋な魂を表現した作品70点が展示されています。