日本列島各地で記録的な暑さとなり、都心でも6年ぶりに37℃を超えた8月10日、第25回東京湾大華火祭が晴海で開催されました。主催は、東京湾大華火祭実行委員会、中央区、朝日新聞社。
事前に申し込みをし、入場整理券を入手。会場は晴海主会場(中央区は他に晴海第2会場)。収容人数は約5万人(晴海第2会場は約4万2,000人)。17:00開場。会場全体にブルーシートが数ブロックに分かれて敷かれており、その上を各自が陣取るようになっていました。私が会場に到着した17:30頃は、どのシートも多くの人で埋っていましたが、前方はまだまだ余裕がある様子でした。私は真ん中のやや前方を確保。
打ち上げ開始時間の18:50まで、会場内には観覧場所の空き状況や花火の説明等のアナウンスが流れていました。先ほども述べたように、この会場は入場整理券が必要で、2名までの制限と開場時間が決まっていたこともあるためか、皆さん比較的おとなしく打ち上げ開始までの待ち時間を過ごされていたように思います。
打ち上げ時間が近づき、会場全体で10秒前からカウントダウンを行い、色鮮やかな花火が次々と打ち上げられました。都の鳥ゆりかもめをモチーフにしたキャラクター「ゆりーと」の花火も登場しました。
日本各地の花火師さんの作品はどれも迫力があり、会場全体から歓声が上がりました。また、尺五寸玉(直径約45cm)が打ち上げられると上空では400mほどに広がるそうで、振動が地面と体に響きわたり、それはそれは息を呑むほどの豪華さです。
約1万2,000発の花火が東京湾の夜空を彩りました。今年の観客者総数は、およそ68万人だったそうです。
暦の上では立秋を過ぎましたが、まだまだ暑さは続きそうです。しかしながら、迫力と美しさに暑さを忘れることのできるひと時でした。