夏に欠かせないイベントといえば、なんと言っても、花火大会に盆踊り。
なかでも中央区の盆踊りは、大規模な「中央区大江戸まつり盆おどり大会」に、『食のまち築地』らしく周囲の美味しい店が屋台で出て、『日本一美味しい盆踊り(?)』と関係者が自負される「築地本願寺」の盆踊り(仮装大会もあります)、東京都の無形文化財に指定されている「佃島」の盆踊り等、バラエティーに富んでいますが、「銀座」にも盆踊り大会があるのをご存知ですか?
今年は、銀座1丁目東町会と新富町の合同盆踊り大会が7月26日・27日に京橋公園で、銀座3丁目東町会では7月23日・24日に祝橋公園で行われました。
この盆踊り大会、鉄砲洲神社が本祭りの時にはお休みになるのですが、銀座3丁目東町会では、回を重ねて、今年でナンと41回目。
バブルで地価が高騰し、多くの人達が土地から離れていった時でも、町会の方々が頑張ってきて、ずっと続いてきました。
3丁目東町会の会場となった祝橋公園は、歌舞伎座から歩いて1分。
祝橋が架かっていた川は埋め立てられて、現在は首都高が走っているので、下に車を見ながら、晴海通り方面には汐留の高層ビル群、反対側には区役所、横には歌舞伎座タワー、向こうには旧電通本社と、まさに『ビルの谷間』での盆踊り大会です。
会場には、町会の方たちによる、焼きそばやフランク、飲み物や氷等の屋台が出ていましたが、浴衣姿の人たちに混って、近所のサラリーマンやOLさん達も見受けらるのは、いかにもこの土地ならでは、といった感じです。