時代小説の名作を、数多く世に送り出した池波正太郎は、大正12年(1923)浅草生まれとのことで、8月28日から、松屋銀座で「生誕90年池波正太郎展」が開催されています。
会場には、時代小説の生原稿、創作ノートや日記が展示され、書斎が再現され、「鬼平犯科帳」、「剣客商売」、「仕掛人・藤枝梅安」のビデオが流されています。
とりわけ印象的だったのは、池波正太郎は絵を書くのが好きだったとのことで、水彩画の自筆スケッチがたくさん展示されていたことでした。
特に、ヨーロッパを旅行されたときの風景画がとても色がきれいですばらしかったです。食通で有名だった作家の、また違う面が見られてよかったです。
松屋銀座の「池波正太郎展」は、9月9日(月)まで開催です。
http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/details/20130828_ikenami.html