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◆観光協会主催「まち歩きツアー 産業コース・老舗(3)」 ~大伝馬町界隈の名店を訪ねる~

[巻渕彰/写楽さい] 2013年10月 1日 14:00

好評の中央区観光協会主催「まち歩きツアー」は秋の到来に合わせ佳境に入ってきた。9月26日、「産業コース・老舗(3)」は旧日光街道に面した江戸屋さんと小津和紙さん、日本橋小舟町の伊場仙さんをお訪ねした。いずれも江戸期からの老舗中の老舗で、今日までそののれんを受け継いでいる名店である。

 

0913_551_130926siniseedoya.jpg東京メトロ日比谷線「小伝馬町駅」からえびす通りを越え、旧日光街道の大伝馬本町通りを西に向かうと、刷毛ブラシの看板がかかる「江戸屋さん」(写真上)がある。店内にはいろんな形をした商品が天井から吊り下げられて壮観だ。用途に合わせた素材・形状でできた品数は3千種に及ぶという。

 

昭和通りの手前には「小津和紙さん」(写真中央)のビルがある。現在工事中なので売店は2階で営業している。同じ階の小津史料館で由来や商品解説を受ける。伊勢松坂出身の老舗で、江戸初期から旧大伝馬町一丁目(現在地)で盛業し、大店に発展していった歴史を物語る貴重な古文書・資料が展示されている。

 

江戸橋方面へ東に行くと「伊場仙さん」(写真下)がある。1階エントランスには江戸団扇(うちわ)の銘品が飾られている。浮世絵師・歌川豊国などの板元として絵柄が映える。店内には色とりどりの団扇、扇子が並び、広重の絵にドラえもんが登場する特製団扇は逸品。外国人女性が団扇を買い求める姿もあった。@巻渕彰

 

◇中央区観光協会「まち歩きツアー」は12月まで予定されています。これからでも間に合う文化コースや産業コースもありますので、詳しくは観光協会HPをご覧ください。>>こちら