11月28日、木曜日でしたが、午後は仕事がオフだったので、小網神社のどぶろく祭りを訪ねてみました。
どぶろく祭りは新穀豊作に感謝する新嘗祭に由来する行事で、どぶろくは神前に供えられた後に無料で振る舞われます。イベントとしては、国の重要無形民俗文化財の里神楽舞の奉納、強運厄除けのお守り、下町のみみずくの授与が行われます。
私は、時間が外れていたこともあり、既に落ち着いた中で、お参りして、どぶろくを頂きました。そうは言ってもお囃子の中で少し華やかな雰囲気のお参りになりました。
小網神社は小さい敷地にある神社ですが、5月には御神輿が出る大祭、そして11月はこのどぶろく祭り、さらには、日本橋七福神の福禄寿・弁財天の神社として、注目を集めています。人形町辺りの年中行事には欠かすことのできない存在です。ビルの間にある小さい神社、なかなか面白い構造をしています。下の写真の正面、鳥居の奥に社殿がちょこんとあるのですが、左に新しい社務所、右には一階が倉庫、その上に二階となる五角形の神楽殿が乗っています。
どぶろくを引っ掛けて参拝を完了すると、人形町の下町的商店街がすぐ近くに広がっています。天気がよかったため寒さは和らいでいましたが、どぶろくで気持ちも和らぎ、寄り道したくなってきました。ですが、別のテーマになってしまいますので回を改めて書きたいと思います。