聖路加国際病院のある、明石町辺りは、明治時代の初期には外国人居留地となっていました。
ここを布教の足場にしようと考えた外国のキリスト教関係者は、沢山の宣教師を送り、この地にはそうした人達による「私塾」のような施設が数多く作られました。
やがてはそれらが「学校」となっていったわけで、現在のミッション系の学校の多くが、この明石町を「発祥の地」としています。
聖路加看護大学の周辺には、女子学院・立教学院、明石小学校周辺には、関東学院・暁星学園・雙葉学園、佃大橋方面に行く途中には、明治学院・青山学院・女子聖学院などの「発祥の地」の記念碑があります。
平成25年には、明石小学校脇に、築地居留地についての説明板も建てられました。
そうした中、佃大橋に近い「女子聖学院」の発祥の地の記念碑には、関係者の方によるものなのでしょうか、クリスマスシーズンになると、赤や金・銀のクリスマスの飾り付けがされています。
何年経っても創立の地を大切にされている心遣いと、いかにも女子校らしい可愛い飾り付けがとても素敵で、通る度に立ち止まって見ています。