その昔、江戸時代に徳川家康が日本橋を五街道の始発場所と定めました。
現在、日本橋の道路の中央部には、「日本国道路元標」が埋められていることは多くの方がご存知です。
沢山の方々が日本橋から東海道を始めとする五街道歩きに出発されます。
だけど、歩く出発地点としてだけで、日本橋に来るのは大変惜しい気がします。
日本橋は架橋400年以上の歴史があり、周辺には300年以上の歴史を持つ老舗が沢山ありますので、
日本橋で1時間余裕を持って老舗巡りで記念のお土産を買ったり、名店で昼食をされてから、出発されては如何でしょうか?
私がご案内した新潟とか首都圏の方々は、
三越日本橋店にて、お買い物をして、来店記念のスタンプを押印して貰ったとか、
榮太樓総本舗の日本橋をモチーフにした飴とか、http://www.eitaro.com/
黒江屋さんの擬宝珠を見て「二本はし」を購入されて、
喜んで お出かけになった方々が多いので、ちょっとご紹介します。
日本橋の歴史を知るには、見て理解するのが一番ですね。
その場合は、東京メトロ三越前駅のコンコースに設置されている「煕代照覧」で
昔の通りの風情を感じ取るのが良いでしょう。
また、高いところから一望して、現在の東京を知るには、
ホテル・マンダリン・オリエンタルの38階にあるレストラン「ケシキ」でゆったりと食事と周辺の景色を堪能されてから、五街道歩きに出発する。
勿論、コレド室町とかコレド日本橋の食事処や「たいめいけん」などの有名なレストランでお食事をされて、良い想い出づくりをなさってからお出かけするのもお勧めです。
日本橋周辺の日本銀行や貨幣博物館の見学も忘れては勿体無い。
橋の周囲を一回りして、
橋の広場で道路元標のレプリカや各地への里程表を見たり、
魚市場の名残をお知らせする乙姫広場、高札場跡の説明などを見て、日本橋を究めて、楽しく出発して下さい。
それでは、良い旅を!