中央区はグルメの町でもあります。日本橋、銀座、築地、人形町・・・・おいしい店をあげたら数え切れません。
いつもは手ごろな値段のお店を探索して気軽に食事を楽しんでいますが、たまにはちょっと気取って高級フレンチを楽しんでみたくなります。
この日は、銀座一丁目にある「レストラン ドン・ピエール」を訪ねてみました。もともと「ペリニィヨン」という名前で30年の歴史を誇る老舗です。昨年京橋の店と融合して新たに「レストラン ドン・ピエール」として再スタートしました。
決して気取らない温かな雰囲気の店内には、大切なゲストを迎えてわくわくするような雰囲気があふれています。メニューには食指をそそられる品が並んでおり迷ってしまいます。特にステーキは柔らかくジューシーでとろけるようです。テーブルのたたずまいも非日常空間をたっぷりと楽しめるようにセッティングされています。隙のないサービス精神に脱帽します。
デザートも充実しています。今回はプリンをいただきました。ほのかな苦みと深い甘さが口の中で広がります。コーヒーを飲みながら今日いただいたものを振り返るのも至福のひとときです。大都会の真ん中でこうして落ち着いて食事を楽しめるなんてなんと贅沢でしょう。
お店の方にうかがったところ、今月20日にグランドオープンする「コレド室町」1~3のうち、「コレド室町2」地階に、系列店としてコンソメスープ専門店「ジュレ・ドール」を出店されるそうです。常に新しい形の味覚を求める姿勢に感心します。
中央区にまた新しい味のスポットが増えるのは楽しみなことです。
しっかり満腹、すっかり満足、のまま家路につきました。"銀座フレンチ"はとても魅惑的な美食でした。