4月初めのある日、中央FMで「大好き中央区」の収録を終えたが、お昼には少し間があるので丸善をのぞいてみる気になった。途中、ふと気づくと京橋の新築中の明治屋のビルの隣に新しいビル、京橋トラスト・タワーがあり、「コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション」の表示がある。
コートヤード・バイ・マリオットはアメリカ勤務時代を含めよくお世話になったホテルの名前なので気になって中に入ってみた。フロントは4階にあり、ロビーには大きなテーブルが置いてあってパソコンを操作しているお客さんたちがいる。フロントの係の女性に話を聞くと4月2日にオープンしたばかりとのことであった。この少し変わったロビーは家族的な雰囲気をイメージした作りらしい。上層階にフロントがあり客室が更に上層階にあるホテルは最近よく見かけるが、聞けばこのホテルはフロントの下の階が客室になっている。注意してみると、確かにエレベーターは客室のキーを入れないと途中階にはとまれないシステムになっている。なかなか斬新な造りだ。さらにこのホテルは日本のホテルには珍しく全館禁煙となっている。アメリカではよくあることだが日本のホテルでは珍しいだろう。
このビルの一階にはカフェとダイニング・バーがあり、何だかニューヨークの街角のようでお洒落だ。都内では今後も宿泊することはなさそうだが、散歩の途中でカフェやバーには立ち寄ってみたいものだ。
ちなみに、中央区銀座6丁目には「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」もある。