現在、隅田川の最下流部に新しい橋を作っていますが、先日上から見る機会がありましたので見てきました。
写真上のほうが下流方面、
左が勝どき、右が築地・浜離宮庭園方面です。
橋脚の部分はだいぶ出来上がっているように見えるので、近々、橋げたの設置もされることと思います。完成した姿を想像するとワクワクしてきます。
この橋は中央区の築地と勝どきを結ぶ橋で環状第2号線という道が通ることになるのですが、
築地に代わる新市場、臨海地区、また2020年東京五輪の競技エリアに通じる道として重要な役割を担うことになります。
今までは隅田川の最下流部の橋は『勝鬨橋』で、長年にわたって「隅田川の門」として君臨してきました。
勝鬨橋ができたのは戦前の1940年(昭和15年)で、あの「幻の東京五輪」が開催される予定の年でした。
さらに1つ上流の橋の『佃大橋』も前回の1964年(昭和39年)の東京五輪開催の年にできました。
といったわけで、隅田川の下流3橋はそれぞれの東京五輪の時代を映す橋になることになります。
新たな「隅田川の門」となるこの新しい橋ですが、後世の人に名橋と呼ばれるような橋になってほしいものです。
まだ名前が決まっていませんが、ふさわしい名前になることを期待します。