浜離宮恩賜庭園は東京でも指折りの見どころある公園ですが、今の時期は「浜離宮花と緑の集い」(5月6日まで)が開催され、中央区の在住者は入園整理券を持参すると無料で入園できるのでとても良い機会です。
ちょうど、4月19日(土)~20日(日)は「お江戸文化村in浜離宮恩賜庭園」というイベントが催されました。中央区商店街連合会が主催し、中央区観光協会も後援しました。江戸時代の情緒に触れながら食や遊び、工芸品にも触れてうららかな休日を楽しむという企画です。
イベント会場ではアトラクションが催されたり名店の出展ブースが並んだり、多くのお客様が訪れていました。中央区観光協会のブースも設けられ、「投扇興」を体験するコーナーでは楽しそうな声も響いていました。
園内では、サトザクラがそろそろ見納めの時季になりましたが、藤が咲き始めたほか、木々の緑がいっそう濃くなって一気に初夏の香りが充満しつつあるようです。ちょうど今頃は晩春から初夏への移り変わりにあたり、暖かな日差しに包まれる反面、時々海から肌寒い潮風が流れてきたりして、この季節ならではの感覚を得ることができます。
もう少しするとアジサイや花菖蒲も楽しめるようになるでしょう。爽やかなこの季節の彩りを楽しむのには好適な場所です。
お薦めの散歩コースは、浜離宮の行き帰りに銀座や築地方面へ足を延ばすことです。自然の草花に親しんだ後に、すぐ近くで都会らしい雰囲気をまといながらショッピングや食事を楽しむことができるのもまた中央区の持つ魅力の一つです。
いい季節になりました! どうぞ皆さんもお出かけになってみてください。