今や世界の台所ともいえる築地市場ですが、その歴史は長く、そのうち青果部の源は「京橋大根河岸青物市場跡」にあります。 江戸時代、この辺りは大根をはじめとした野菜の荷揚場で、亀戸大根や練馬大根、小松菜、東京うど等の江戸野菜の市が立ち賑わっていたようです。
京橋3-4 中央通りをはさんで、警察博物館のむかいにある
今年(平成26年)は「京橋大根河岸」の生誕350年で、築地のプロが選んだ新鮮野菜が毎月先着350名に無料配布!されています。 4月は、大根(銚子産)・にんじん(徳島産)・新じゃが(鹿児島産)・築地のおいしいバナナ、をいただきました。
配布会では、京橋大根河岸会 石川勲代表にお話を伺うことができ、配布される野菜はその時に一番良い品をプロが選び、市場直送なので鮮度も抜群とのことです。
配布会翌日は、4月12日(良い人参の日)だった
実際に、我が家には離乳食を始めたばかりの赤ちゃんがいるのですが、こちらでいただいた大根と人参をゆでてあげたところ、前のめりになって普段の何倍もパクパクと食べていました。
私も味見をしましたが、ただ茹でただけなのに、しっかり甘みがあって美味しかったです。
本当に美味しいものは、なんの抵抗なく自然とのどをスルスルと通っていくものだなと実感しました。 また、数日冷蔵庫に保存していてもずっとピンピンしていました。
京橋"川"にちなんだ鯉のぼり 子供にはおいしいものを食べて大きくなってもらいたい
次回の配布予定は、5月9日(金)12:00~
下記リンクから最新情報が確認できると思いますので、チェックなさってみてください。
この頃は大変人気があり、12:00前には長蛇の列ができているので、早めに行くことをお勧めします。
また、6月7日(土)14:00~(予定)は、350周年記念行事で、ゆるキャラもやってくるかも!?とのことで、こちらも楽しみです。
築地の目利きが選んだ絶品野菜を、一度味わってみてはいかがでしょうか。
◆東京中央青果株式会社
http://www.tsukiji-banana.com/
http://www.tsukiji-banana.com/26-350thfestival.pdf
◆京橋3丁目ネット
http://www.tokyo-kyobashi.com/index.html