朝からさわやかな晴天、湿度も高くなく、心地よい季節。そんな時は隅田川に沿ってウォーキング、とばかりに出かけてきました。
中央区の真ん中を流れる隅田川とその周辺には様々な特徴を持つ橋が架かっており、それらを一つずつ見ながら隅田川テラスを上流に向かって歩いていく、というのはなかなか良いものです。
スタート地点は隅田川の河口近く、環状2号線として勝どき地区と築地地区を結ぶことになる工事中の橋。当日はまだ両岸のみでしたが、後日真ん中の"ピース"がはめられ、ついに橋がかかりました!
次は「勝鬨橋」。昭和15年に架けかれた可動橋(双葉跳開橋)ですね。ずいぶん開閉は行われていないとのことですが...。
西仲通りを進むと、最近きれいに架け替えられた「西仲橋」。出番を待つ屋形船が係留されている光景にも出会えます。
地域の氏神さまである「住吉神社」(佃1-14)の近くに架かるのは「佃大橋」。1645年に始まったという渡し船「佃の渡し」に代わりこの橋が架けられたんですよね。
またこの橋のたもと付近から「佃小橋」を眺めるといいんですよね。古くから風景の奥にそびえる高層マンション群というのもまた絶景ですね。
このあたりを散歩すると必ずお邪魔するのが、佃煮屋さんの老舗中の老舗である「天安」さん(佃1-3-14)ですが、先を急ぐのでこの日はお店の前を素通りさせていただきました。実は、中央大橋沿いにある「上海ダイニング」さん(佃2-1-13)の予約時間ぎりぎりになってしまっていたんですね。このお店のテラス席から見る中央大橋は何とも迫力があっていいですね。
食事の後、その中央大橋を渡り、進行方向に向かって左側のテラスを歩き始めます。
「永代橋」は5代将軍徳川綱吉の50歳を祝して架けられた橋。ただ、現在の橋は大正15年のものだとか。「徳川幕府が末永く代々続きますように」など、この橋の名前の由来には諸説あるようです。
「豊海橋」は隅田川から分かれた日本橋川に架かる橋です。横にした梯子のようなユニークな形ですね。ウォーキングのお供の我が家のワンコも一緒に。
「隅田川大橋」は首都高と一般道で二階建てになっている、デザイン的にはあくまでも機能重視(?)の橋ですね。一方、次の「清洲橋」は美しいフォルムをしていますね。写真も少し趣を変えてみます。
「新大橋」は、関東大震災の際に落橋を免れ多くの人命を救った、という橋なんですね。支柱の色に特色があるかな。
そして、この日のゴールは「両国橋」。近くにある日本橋中学校から漏れ聞こえてくる吹奏楽部の演奏が、ウォーキングのご褒美にも感じられました。
お疲れ様でした